Divorce a gate
色んな道程があるけど、選択するのは自分自身!だけど、不安やその時々に思ったこととか、残していけたらなぁ
時として悪いタイミングというのゎ、見計らったよぅにその時がやってくる。
今、家の中(対旦那だけど)良い状態ではないので、今日もご飯食べるのか食べないのかわからず、連絡入れずに外出して夕食の時間になっても帰ってこない旦那に、もぅ~いいやぁ~って思ってしまい、それがよくないのはわかっているんだけど、旦那がそんな態度をずっととってる以上、歩み寄れない自分がいたん。そこで、自分から話しかけ歩み寄ればもっと楽になれるのだろぅに、心の中で何でいつも(*'ω')oあたしばっかり・・・っていう思いがあって、悶々とした今の状態にホトホト嫌気がさしていた今日、Keiから電話が掛かってきた。。。見覚えのない電話番号で・・・。最近は登録外着信拒否にしていなかったので(仕事関係から掛かってくる恐れがあった為・・)何にも考えずに電話に出た私は、受話器の向こうから聞き覚えのあるKeiの声に、少しほっとしていた・・・。その時はほっとする自分に戸惑いがあり、何故ほっとするのかわからなかったけれど、後になってわかったこと。
Keiは聞き上手なのだ。私の声のトーンで何かあったのかわかったのか、またリアルの友達に話せないでいるこの今の状況を、気がつけばKeiに話してしまっていたのだった。
ただ、話す相手が欲しかったのかもしれない・・・。ただ聞いて欲しくて、それが良いことではないのはわかっているけど、話すことによってまた振り出しに戻ってしまう可能性があるのはわかっているけど、今、その時は安らぎが欲しかった。言い訳かもしれない。逃げているだけなのかもしれないけど、何かねダメなんだなぁ~。
Keiはいつも私に振られてはまた戻ってくる・・・というパターンで、今回もよくない雰囲気だなと電話を切ってから思った。
-回想-
私はKeiとの付き合いを切るため、S(オンゲ)をほぼ放置状態にし、その時同じSで遊んでいたShuという友達に誘われて、Rというオンゲを始めることにした。そのRというオンゲにはSからの友達数人も来ていて、初めから淋しい思いをすることもなくゲームを楽しむことができた。そこからまた、夢の世界へどっぷりとつかり、現実逃避することとなる。
そして、Sを放置状態にしたままSの内情を知らなかった私は、友達から私のことRのこと・・・がS内で持ちきりとなり、SからRに移住しようとしているメンバーが大量にいるらしいと聞かされた。そしてその中には、Keiもいたのだった。
Rでも結婚システムというものがあり、結婚すると結婚相手の所へワープできたり、ステータスUPがされたり・・・と様々な特典があり、ゲーム内で結婚するカップルが沢山いた。私はShuと結婚したが、したからといって愛だの恋だのと話したりはしなかったし、私は恋する相手が欲しかった訳ではなかったので、そんな状況に満足していた。ただ話せる相手が欲しかっただけなのだ。
所が、次第にShuが遊びにこなくなってしまった。オンゲではよくあることだけれど、いわゆる消息不明なのだw私は気にも留めなかったが、それを狙っていたのか、いつの間にか気が付けばまたKeiが同じPT内にいたり・・・と、話す機会は増えていった。話すといっても、必ず別の友達も一緒だったので、バカな話しをしたりする程度だったが・・・。そして、また他愛もないメールのやり取りが始まったのだった。その他愛もないメールのやり取りがまた、同じ悪夢の繰り返しになるのが予想できたはずなのに・・・。
それからKeiは私との世界に入り込み、私との生活を夢見て、その自分の理想を私に押し付け、そこから私は逃げ出し・・・の繰り返しで、またKeiを捨てたのだった。それからも何度か同じような状況になるが、あとになって私はバカだった・・・と気づくのだった。
-回想終了-
Keiは電話で「元気・・・?もの凄ぃ話したくなって。」と言い、私の近況を聞いてきた。
聞かれたけど、直ぐには答えずに「何で電話してくるん?」←私
「やっぱり、忘れられないょ。」←Kei
「アカンやん、電話してきたら。」←私
「そんなこと言われても・・・。」←Kei
いつもの繰り返しで、電話番号変えたことや病気になって仕事を辞めなくてはいけなくなったことを聞き、「じゃぁもぅ掛けてきたらアカンょ。」と言って切ろうとしたら、
「今ちょっと辛いんだろ?」←Kei
「なんで?」←私
「声のトーンでわかるょ。元気ないもん。」←Kei
「・・・そぅかな。」←私
「何でもいいょ、言って。話して楽になることもあるし、また一人で溜め込んでるんでしょ?」←Kei
そのKeiの言葉で、決心が緩んでしまったのだった・・・。
Keiは電話を切る前に、「気分が沈みそうだったらさ、椿から俺に連絡くれることはないと思うから、話し聞くくらいしかできないけど、俺も心配だしまた電話するょ。」と言った。私は「いいょ。大丈夫。」と言ったけど「そんな心配しなくても、しょっちゅう掛けたりしないから。イヤがることはしなぃ。」と言って切った。もしかしたらまた振り出しかもしれない。でもそれを招いたのは私だ・・・。